気になっていた駒場の「文壇カフェ」へ行ってきました。
森の中にひっそり存在する、陽だまりの似合う似合うカフェ…というのでしょうか。
ここだけ時の止まったようなお店のメニューには、往年の作家や作品名がついています。
「ドン・ザッキの烏龍茶」「谷崎潤一郎の炭酸水」、アイス珈琲は日替わりで「寺山」「鷗外」「芥川」「敦」からお選びくださいなど(笑)。
私は「谷崎の炭酸水」を頂きました。
この日は暑かったので、パラソルを開いてくれますか?と頼んだところ、どうやら新人の店員ちゃん、開き方が分からなくて四苦八苦。
手伝いましょうと一緒にやってみたら、ちよっとしたコツがあったけど、すんなり開きました。
席まで運ぼうとしたら今度は重い…。
すると隣で一人文庫本を読んでいたお兄さんが、「僕運びます」とゴロゴロと運んでくれ、「ついでに僕もパラソルもらおうかな」ということで、コツを覚えた私がパラソルを開き、運ぶのはお兄さん…という流れ作業に(笑)。
以後、テラスにお客さんがくる度に、私とお兄さんでパラソルを設置するという、不思議なひと時を過ごしました。店員ちゃんは私達に任せっきりで、店内の対応に四苦八苦のようでした(笑)。
帰りにはパラソルの開き方を、新人ちゃんにきっちりレクチャーしました。
やぁ、楽しかったな、にわか店員。本好きの男の子はやっぱり素敵な子が多いですね。
◆文壇カフェ
http://bundan.net/about/
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